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商品案内

澄清りん

ちょうせいりん

単純に良い音のおりんを創りたい。
そういう思いで創られたおりん。

力強い音の伸び。
高低音の混ざり具合のバランス。
ゆっくりと寂滅していく余韻。

そして他の金属打楽器にはないおりんの音色の最大の特徴である「ゆらぐ音(唸り)」。
澄清りんは特にこの「ゆらぐ音」にこだわっています。

おりんを叩いたらまず聴こえる打撃音の「次の音」。
この音が「ワンワンワン」とゆらぎます。
こころ満たされるおりんです。

[材質]
銅合金(鳴りがね)

[寸法]
2.5寸:口径76mm、高さ47mm
2.8寸:口径84mm、高さ51mm
3.0寸:口径90mm、高さ54mm

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【金銅色】こんどうしょく

大切に保管されている正倉院の御物の青銅や沙張の品々は、500年、1000年の時を経て、得も言われぬ味わいの色になっています。

その時の流れが醸し出す色の雰囲気を伝統的な着色技術を用いて「金銅色」として表現しました。

【徳色】とくいろ

基本的には、長い年月をかけて手擦れした、古美術品のような味わいを醸し出している古銅色なのですが、その中でも赤っぽい色調を総称して「徳色」と呼んでいます。

丁寧に下磨きしたあと、漆が乗りやすいように、また色が整うように下色を着けます。そのあと、紅柄を多く混ぜた漆で重ね塗りして、この高級美術銅器のような奥艶感を出します。重ね塗りの際には、澄清りんの命である「ゆらぐ音」を妨げないように細心の注意を払います。

【磨きクリア】

生地を顔が映るくらいに丁寧に研磨し、音色を妨げないよう細心の注意を払ってコーティングしております。長年お使いいただきますと、コーティングは取れていきます。そして黒ずみや緑青などの経年変化が進みます。おりんは銅合金です。鉄などの錆は中へ中へと進行して、そのうち朽ちてしまいますが、銅合金は、そう言った表面的な酸化被膜ができると、そこから錆は進行していきません。4000年以上前の青銅器がそのままの姿で出土してくるのはそのためです。黒ずみや緑青などの表面の酸化被膜により、銅は身を守っていると思っていただき、長くご愛用いただけますと、幸いです。

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